従来機のダイヤポイントの動きは、前後左右とも、内円周よりも大きな円弧であり、指輪のカーブに沿っていませんでした。

Ｎｏ．６７００ ＤＸ （本機） のダイヤポイントの動きは、前後方向 （ 青矢印 ） には直線的に、また、左右方向 （ 赤矢印 ） には内円周と同じ小さな円弧状に動き、理想的なラインになっています。

文字を彫る面が複雑に曲がっている場合、従来機では不可能とされていましたが、本機では簡単に彫ることができます。

目盛り付きノブを回すと、ダイヤポイントが、センター位置から手前に １mm、奥に １mm 動き、微調整ができます。
これにより、曲がり彫りが手軽にできるようになりました。

ダイヤポイント軸に内臓された超小型 ＬＥＤ （ 発光ダイオード ） 照明により、彫刻面が明るく照らされ、文字がくっきり見えます。
彫刻作業中の文字の状態が確認でき、非常に便利です。

右の写真では、照明がないため彫刻面が暗く、文字が見えません。
したがって、彫り終わったあとでないと、文字がきれいに彫られたかどうかが確認できません。

きれいな銅版製のキャリングケースが付いています。
本体にはキャリングハンドルが付いていますので、移動が容易です。　このキャリングケースは、移動の際に、本体を保護します。
また、保管時には、ホコリ等の侵入を防ぎます。

キャリングケースの内側には、
別売りの文字原板を、収納することができます。

本体に付属品として付いてくる文字原板です。
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オプションの文字原板です。
本機 （ Ｎｏ．６７００ ＤＸ ） には、Ｎｏ．１７００ のものが使用できます。
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